2014年07月06日
7月6日 吉津幼稚園「縁日ごっこ」→「げんきのき」おはなしコンサート観覧→三野町図書館

これも、金曜の夕方にやっと、「行けます!」のご連絡をしたのだけど...。
行って来ました!地元、吉津幼稚園の「縁日ごっこ」。
朝、家を出ようとすると、ぽつぽつと雨が落ちて来た...。
「これは...。自転車は止めとこうかな?」
そう判断して、三脚&舞台での上演とさせていただいた。
玄関を入ると、園長先生が迎えてくださった。
4月から新しく来られた方で、ボクの紙芝居を観たことがまだなく、大いに期待しておられるらしい!
満面の笑みで招き入れてくださり、「お遊戯室の奥を空けてますので、何作でも演って行ってください!」のお言葉をいただいた。
早速、お遊戯室に三脚&舞台をセッティングし、間もなく、実演を開始した。
本日のお題 「アンパンマンとおばけさわぎ」「じごくけんぶつ」「くじらのおれいまいり」「さらやしきのおきく」「 」(忘れた!また調べときます)「まだだよ まだだよ」「すいかのめいさんち」(順不同)
「縁日ごっこ」というだけあって、ボーリング、お化け屋敷迷路、射的、吸盤弓矢、桐下駄の鼻緒締めの実演販売、魚釣りゲーム、ポップコーンに、アイスに、ジュースに、綿菓子に、風船釣りに、家庭の不要品のバザーなど、盛り沢山...。
紙芝居の観客の集まりが悪いのを気にしたか、先生方が近くのお店を閉めて、園児たちを誘導...。
「いや〜、そこまでせんでええで、先生方...。観たい子だけ観てくれたらええけん!」
お店を閉めてまで演り続けるのも悪いので、3作目に「すいかのめいさんち」を読んで一度休憩に入った。
よろず語り部 夢追人 facebook
https://www.facebook.com/pages/よろず語り部-夢追人/457794067604032
◉FB動画 よろず語り部 夢追人 絵本語り「すいかのめいさんち」 作・平田昌広 絵・平田景
*作者のお二人より、上演・動画公開のご許可を得ております
*動画撮影・著作権者 よろず語り部 夢追人
園長先生がアイスやらジュースやら、ポップコーンを次から次へと差し入れてくださるので、ぱくぱく食べた!
お化け屋敷迷路では、
「我が館にようこそ、迷える子羊たちよ〜!ウッヒッヒッヒ...。」
とか勝手に効果音を入れて遊んでた。
大抵の園児たちは、「ちっとも怖くないよ!」と強がっていたが...。
園児の弟君かな?ちびっ子が一人ビビって泣きました。(苦笑)
11時のイベント終了までに、是非もう一舞台務めたいところ...。
雨も上がったみたいだし、子供たちが園舎の外の廊下に沢山いたので、園庭から園舎に向かって第二部の上演を開始!
ボクの小学校時代からの同級生の娘さんがハマったみたいで、休憩中からず〜っと”次の舞台”を待っていてくれた。
◉FB動画 よろず語り部 夢追人 紙芝居「さらやしきのおきく」途中から最後まで
*動画撮影・著作権者 よろず語り部 夢追人
「さらやしきのおきく」の後はリクエストに応えた。
結構渋いのばっか、選ぶんだもん!
ついて行けない子は、段々、逃げてったな〜。
最後に一人りになった例の彼女、「まだ、読んで!」というので、最後に「まだだよ まだだよ」を読んで本日終了!
法被は汗だく...。
幼稚園のPTA会長さんがアイスを持って来てくれたので、本日二本目!
帰りに、園長先生のところにご挨拶にお伺いすると、ペットボトルのお茶と、スティッチ(ディズニーの「リロ&スティッチ」)のタオルをお土産に渡された。
園長先生、「私、引き込まれちゃって、ず〜っと観ていたかったんですが...。また、いつでも来てください!」と、雨で仕事が休みになった時の乱入を歓迎してくださった!
「また、その内...。」
本日はありがとうございました〜!
よろず語り部 夢追人拝

午後からは「げんきのき」さんのおはなしコンサートへ!
本日、長女が英検受験のため、チビもボクに同行。
降り出した雨は、結構な雨脚に...。
高瀬町図書館で時間調節して、会場である「高瀬町農村改善センター」の二階に着くと...。
「あれ?開演15分前なのに、ボクら父娘を入れてまだ3、4組?大丈夫なの〜?」
他人事ながら、同じ読み聞かせボランティアとしてはかなり心配な状況!
「げんきのき」の皆さんの顔も、なんとなく生彩がない...。
でも...、余計な心配は要らなかった!
流石、長年多くの子供たちの前に「おはなし会」を届けて来られただけあって、開演時間10分越しではあったけど、客席は沢山の親子連れで埋まった。(雨で出足が遅れたんだよね)
「ふ〜!よかった。」ボクも思わず胸を撫で下ろす。
そう、「さぬきの国 紙芝居サミット」を開催する身としては、この状況は決して他人事ではない!
それにね、幾ら他の団体とはいっても、同じ読み聞かせ仲間のこと...。
他人の窮地を嗤う程、ボクも人が悪くはない!
「本当に良かったね!『げんきのき』の皆さん。」
あっ、そうそう、受付のところに七夕のササが飾ってあって、「子供だけではなく、大人も短冊を書いて吊るしてください!」ってことだったので、ボクも書いて来ましたよ!
「さぬきの国 紙芝居サミット」が成功します様に!
この後、パネルシアターから、ストーリーテリング、ヘープサート、スライド上映による絵本の読み聞かせなど、予定は目白押し!
最後の、スタッフと観客全員参加での「手話ソング」は、相変わらずいい感じだ!(写真)
詳しいセットリストは、「げんきのき」さんのHPより。
「げんきのき」公式サイト
http://genkinoki.web.fc2.com/
チビを連れ、今度は連れて行くと約束してた、三野町図書館へ!(チビは最近、歴史人物本にハマっている)
17時前まで「読み聞かせ請負人」として控えていたが、本日は空振り。
お母さんに何作も紙芝居を読んで貰っていた女の子が、チラッ、チラッとこっちを伺っていたけど、残念ながら頼まれず終い...。
漫画を読んでソファーに座って待機してた時、「げんきのき」のお一人が絵本を返しにやって来られ...。
ボクは先程のお礼を述べながら、でも、スライド上映での絵本の読み聞かせのことを、改めて意見交換させていただいた。
前回、全部の照明を消すと子供たちが闇を怖がって、ちびっ子が落ち着いて観れない件、ボクが記事に上げ、ちょっとコメントの遣り取りがあったのだか...。
今回はそれに配慮されたか、会場の居室の一ブロックだけ蛍光灯を消さずに残す方法を取られていた。
でも...。
何故かどうしても、電気を消してプロジェクターで絵本の読み聞かせをすると、ちびっ子の落ち着きがない!
これは、ボクが指摘するまでもなく、その方もおっしゃておられ...。
ボクの様なガラッパチな大きな声の読み聞かせだと、アドリブと力技でねじ伏せる様にちびっ子の関心を持って来れるのだけど、「げんきのき」さんを始め、多くの読み聞かせボランティアさんが選び勝ちなしっとりとした聞かせる系の絵本は、ちびっ子の奇声一言で雰囲気が台無しになってしまう。
騒ぐ子供に気を取られる内に、物語の世界に集中し切れず、お話の世界に入って行けなくなってしまう。
今回、絵本の読み聞かせをされていたお二人が、もの凄く繊細でナイーブな表現をされていたのは、ボクにも分かる!
でも...。
騒ぐ子供の”場”の破壊力は、本当に凄い!
正直、ボクもその絵本の内容を覚えていない程だ...。
ご免なさいね。
そして、ボク以上に客席の子供たちは、騒ぐ子に関心を持って行かれてあろうと想像する。
絵本の読み聞かせは、本当に難しい!
小さい子を連れているお母さんの葛藤も、ボクには痛い程に分かる。
「うちの子騒ぎ始めたから、会場の外に連れ出した方がいいかしら?」とは思っても、上の子を置いて出られないとか...。
「折角、家事を遣繰りして連れて来たのだから...。」とか...。
その顔に、全て表れてる。
しかし、読み聞かせボランティアの葛藤も、また、同じ舞台に立つ身のボクにはよく分かる。
「聞かせる場面なのに...。」とか、「折角選んだ、いいお話なのに...。」とか...。
「うるさくするなら、子供を連れて出てくれ!」とは、正直、ボク達ボランティアには言い辛い!
でも...。
「その葛藤、ボクにもよく分かるよ!」
それでも、ボク達は笑顔でいなければならない。
喜んで聞いてくれてる時の、キラキラ輝く子供たちの瞳と、全く聞いてくれない時の子供たちの残酷さと...。
それは表裏一体!
読み聞かせボランティアなら、そのどちらも経験する諸刃の剣なんだよ!
それでも、輝く瞳を見ることができる喜びの方が勝る!
だから、ボクらは絵本の読み聞かせを止められない。(笑)
「げんきのき」さん、お互いこれからも楽しんでやりましょう!
本当に、いつもいつもありがとうございます!
よろず語り部 夢追人拝
2014年07月06日
7月5日 丸亀市城北幼稚園「なつまつり」に行けた〜!

「行きは瀬戸大橋経由で来たから、帰りはしまなみ海道経由だ!」(実は、まだしまなみ海道を通ったことがなかった...。元カメラマンなのに!)
天気は残念ながら曇天だったけど、しまなみ海道の風景を楽しみながら目指すは、丸亀市の城北幼稚園!
大三島の大山祇神社と宝物館に後ろ髪を引かれつ、ノンストップで高速を走る走る!
で、園に到着したのは、実演のお約束の一時間以上も前...。
「先生スミマセン!早過ぎました...。」
紙芝居自転車に道具一式を積んで、「なつまつり」会場である園庭から陰になってる、自動車の隙間に停めて隠した。
受付のところで、この園とボクを結び付けてくださった、PTAの T さんがおられた。
「昨年に続き、呼んでいただいてありがとうございます!スミマセン、来れるかどうかお返事のできないまま...。」
職員室に通されソファーに座ると、早速、お土産のポップコーンと焼きそばを渡された。(いつも済みません!」
目の前には丸亀市のゆるキャラ、京極くんとうちっ娘ちゃんと、”お付き”のスタッフの女性2名が...。
一時間も前に現場入りしちゃったので、折角の機会、若い女性との会話を楽しむ。(向こうは迷惑だったかも知れないけど...)
紙芝居上演のタイミングにもご一緒いただけるというので、最初に演じる「ネコのたいそう」を下読みしていただき、「よかったら一緒に体操してね!」の無茶振りを...。
京極くんもうちっ娘ちゃんも、この暑さだし、動き辛い身体なので「ちょっと悪いかな〜?」と思ったけど、快諾してくださった。
園庭では、浴衣や甚平姿の園児たちが、きらきらの作り物を振ってダンスを始めてる。
共演のお礼に、京極くんとうちっ娘ちゃんの、FB用写真撮影のカメラマンを引き受けた。
といっても、スタッフさんのスマホでの撮影だけど...。
「ちゃんと写ってましたか〜?」
「京極くんとうちっ娘ちゃん」facebook
https://www.facebook.com/kyogoku.ucchico
さて、お約束の18時前、園児が京極くんたちに気を取られてる隙に、ボクは自転車を園庭の指定場所に移動した。
先生方が観客席として、ブルーシート三枚を拡げてくれている。
今回、ボクに与えられた上演時間は20分!
「あちゃ〜、ちょと短い...。3作演じられたらいいとこだな?何を演ろうか?」
「とざい と〜ざい!紙芝居始めま〜す!」
本日のお題 「ネコのたいそう」「アンパンマンとおばけさわぎ」「まだだよ まだだよ」
よろず語り部 夢追人 facebook
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◉FB動画 よろず語り部 夢追人 紙芝居「ネコのたいそう」途中まで
*動画撮影・著作権者 よろず語り部 夢追人
*友情(?)出演&たいそうへの参加 丸亀市のゆるキャラ、京極くんとうちっ娘ちゃん
う〜ん!正直ちょっと消化不良...。
本当は「さらやしきのおきく」か「じごくけんぶつ」を最後に演りたかったのだけど...。
「アンパンマン」を終えた時点で、残り5分。
この前買ったばかりの、市居みかさんの「まだだよ まだだよ」をねじ込んで、痛恨の時間切れ!
「ああ〜!」
片付ける間に、子供たちに鳴り物を叩いて貰ってると、園長先生が「後10分演じていただいても...。」とおっしゃってくださったのだけど...。
「もう、無理です!園児たちの関心は、既に鳴り物に...。」(こころの中)
この後園庭では、お父さんたちによる花火が披露される。
その隙に、ボクは紙芝居自転車を駐車場に運び、汗だくになった法被を作務衣に着替えた。
去年よりちょっとノリが悪かった様な気がして、ボクは反省しきりだけど...。
「また来年も来てくださいね!」と謝礼金をいただいた。
「来れるかどうかも分からず、返事ができないままだったのにご用意いただいていたんですね?本当にありがとうございます!」と申し上げると、
「ご父兄の方から、『去年本当に面白くて子供たちが喜んでたから、今年も是非!』との声が上がったので...。」
後で T さんにお礼を申し上げると...。
「来年から下の子が入園するので、また、しばらく紙芝居を宜しく!」
との有難いお言葉!
「ええ、ええ!何年でも参りますとも!仕事が入らなければ喜んで!」
城北幼稚園の皆さま、
「今年は晴れてよかったね〜!紙芝居観てくださってありがとうございました!また、来夏!」
よろず語り部 夢追人拝
2014年07月06日
7月5日 広島県まで、村上美保子講演会「東日本大震災と住民の支え合い」を観覧に

香川県三豊市の自宅を出発したのは朝6時前!
三豊鳥坂インターから高速に乗り、瀬戸大橋経由で目指すは、広島県の五日市インター。
早朝のためか思った程の交通量ではなく、講演会場の佐伯区文化センターに到着したのは、開演の2時間前!
適当に入った喫茶店で朝定食(ご飯にみそ汁、卵焼きに冷や奴、小鉢に味付け海苔 500円也)を食べ、センターのオープン時間9時に合わせて改めて...。
センターの前には、開館を待つ人の列が...。
「おお!講演会の一時間も前から行列が?」と思っていたら、併設の図書館の利用者だったみたい。
ホールの受付に人がいたので、開場時間を聞くと、9時半とのことだった。
折角時間が空いたので、「行った先の図書館訪問記」用に図書館の紙芝居寺コーナーを物色した。(後日、別記事を!)
再び受付に行くと、既に村上さんが開場入りされたみたいで...。
ボクは楽屋口にお伺いし、スタッフに名刺を渡し、村上さんとの面会を申し出た。
しかし、既にホール内でテレビ局の取材が始まってしまった様だ。
活動報告展「笑顔よ届け! 東北紙芝居巡礼」のアルバムを託し、「よかったら村上さんに見ていただきたいので...。」とお願いした。
さて、いよいよ開場時間!
受付で資料をいただいてホール内に進むと、ちょうど村上さんに向けカメラが回っていた。
村上さんの旦那さま(通称 「おっとっと」さん)の名前が書かれた席があったので、その横、最前列に荷物を置き、録画の邪魔にならない様に一度外に出た。
受付で、「紙芝居の絵を描かれている、いくまさ鉄平さんは来られてますか?」とお伺いすると、ちょうどボクの後ろにおられ...。
「ああ、この方だったんだ!”いくまさ鉄平”はペンネームで、本名は別のあのお方だったんだな...。」
「後で、『東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト』制作の紙芝居を、香川の人たちの前でボクに上演させて欲しい旨、お願いしなくては!」
「東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト」facebook
https://www.facebook.com/pages/東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト/331079223601818?fref=pb&hc_location=profile_browser
再び開場に入り席に戻ると、撮影を終えられた村上さんがボクの前を!
「ご無沙汰してます!」
「...?誰かと思ったら....。」
村上さんが手を差し伸べてくださったので、がっちりと再会の握手を交わした。
「今日は香川から来ました!村上さん、とうとう紙芝居も始められたんですね?」
ボクは今日、久々に例の作務衣を引っ張り出して着ていたのだった。(洗うと寄せ書きが薄くなるから、正直なるべく着たくない!)
東北紙芝居巡礼時の村上さんの寄せ書きには、「長い冬が過ぎれば、みちのくにも、きっと春が来る!!」の文字が...。
続々と観客席が埋まって来た。
マスコミも何社か取材に来ている様だ!
最前列の席から後ろを見渡すと、最後列に「おっとっと」さんの姿を見つけた...。
側に寄ってご挨拶をすると、「舞台に上げられちゃうので、(名前が貼ってあった)前には座りません。」とのこと。
長い間のご無沙汰を詫びると、「写真見ましたよ!沢山撮ってたんですね〜?」のお言葉を...。
さていよいよ、村上美保子さんによる講演が始まった!
でも、ボクにはとても講演の内容を書き表すことはできない!
福島県相馬市新地町、海岸から2キロの場所で「朝日館」という旅館を営んでおられ、2011年3月11日の地震発生から、津波の到来、避難所での対応、応急仮設住宅での暮らし、そこの”仲間”と興した自主的な町おこし活動、「東北遍路八十八ヶ所」を制定し、東北に”人とお金”を呼び込む試みについてなど、静かに、しかし情感たっぷりに、熱く、そして厚く訴えた。
震災直後からの詳細については、リアルタイムで克明に書かれた彼女の手記があるので、是非こちらを遡って読んでいただきたい!
村上美保子さんのブログ「朝日館女将のてんてこ舞日記」
http://asahikanok.exblog.jp/
ボクは2012年2月〜3月、「東北紙芝居巡礼」として福島県伊達市在住、「梁川ざっと昔の会」代表、横山幸子さんを訪ね、福島県富岡町の方々が避難されている、郡山市、いわき市、三春町などの応急仮設住宅11ヶ所を慰問する機会を得た。
*「東北紙芝居巡礼」については下記リンクより。(かな〜り遡って、ご覧ください!)
*注 カテゴリーの最初にまたこの記事が表示されますが、そのままスクロール!
ブログ「絵本語り オリジナル」より、「東北紙芝居巡礼」カテゴリー
http://yorozukataribe.blog41.fc2.com/blog-category-12.html
横山幸子さんは日本全国津々浦々に講演に呼ばれる、大変有名な民話の語り部(ご本人は”語り部”を名乗らず、”お話おばさん”と呼び表しておられる)で、高知県立文学館での市川麟一郎さんの講座にゲストで来られていた際、無理をお願いして福島訪問の機会をいただいたのだった。
その旅の最中、「梁川ざっと昔の会」の「リーダー研修会」に出席した折りに、講師として来られていたのが村上さんであった。
その時、彼女は既に色々な所で、震災の体験を語っておられたけれど、今回、広島の講演を拝見して驚嘆したのは...。
「村上さん、福島での講演の時とお話の内容は全く同じはずなのに、ジェスチャーが増え、お話のトーンにメリハリがつき、繊細な言葉選び、より分かり易い言い回しへの変化、間に冗談を入れる程の余裕...。語りに厚みが出て、いよいよ東北大震災の語り部として、益々力を付けられたんだな〜!」
って...。
圧巻でした!
その体験者によるリアルな語り、より一層洗練されて...。
何より、”訴えたいもの”があるその凄み!
「いや〜、本当に広島まで出向いた甲斐がありました。」
そして、紙芝居「命の次に大切なモノ」!
残念ながらプロジェクターによる投影で、”絆”のレリーフの入った紙芝居舞台での実演ではなかったのだけど...。
ああ、動画を録ったので、皆さんにお見せしたいところだけど、勝手に公開できないしな〜!
是非、機会があったら、ご本人による生の実演を観てください!
ボクは目に涙を溜めながら観ておりました。
「是非、これを香川県の人々の前で、ボクが演じたい!決して忘れ去らせず、伝えて残さねばならない!」
ボクはそう、強く思ったのだった。
最後に質問コーナーがあったので、ボクは思わず、
「これらの紙芝居を演じる機会をいただけないか?ボクは香川県で紙芝居と読み聞かせボランティアをしており、また、現在地元の自治会の自主防災活動の隊員をしている。今まで防災訓練などの場で、紙芝居『稲むらの火』などを上演したけれど、是非、これらの紙芝居をご提供いただきたい!全国の読み聞かせボランティアに託せば、もっと、これらの物語が広がると思う。ご検討をおねがいいたします!」
そう、熱く訴えた。(質問ではなかったかも知れない...。)
村上さんは「命の次に大切なモノ」の脚本を書いておられるが、制作は広島県の「東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト」であるから、
「プロジェクトの方と、ご相談してみて...。」
というご回答をいただいた。
観客が会場を後にするのを見送りながら残っていると、村上さんが改めて寄って来てくださり、「また、是非東北に来てください!」と再び固く握手をしてくださった。
「ありがとうございます!カメラマンを廃業して、就職してしまったので、中々、長期の休みが取れず、おいそれとは東北に行けないとは思うけれど、いつか必ず!本日は有難うございました。来れて本当に良かったです。」
満足して会場を出ようとすると、テレビ局の方に呼び止められた...。
「あの〜、先程....。インタビューにお応え願えますか?」
わざわざ香川県から来たというのに興味を持たれたのか?それとも、紙芝居のおっさんに食いついたのか?
ボクはカメラの前で、一生懸命自分の思いを語り、広島県佐伯区文化センターを後にした。
さあ、丸亀市城北幼稚園の「なつまつり」に行かなくちゃ!
「待たせる訳にはいかないぞ!」
村上さん、「東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト」の皆さま、今後とも宜しくお願い申し上げます!
有難うございました!
よろず語り部 夢追人拝
2014年07月03日
ボクは選挙でまともに投票したことがない...
恥をしのんでカミングアウトするけど、ボクは今まで、まともに選挙の投票を行ったことがない!
いや、これでも最近は投票には行く様にしている。
最近までは見向きもしていなかったのだけど...。
でも、投票用紙には「誰を選んでいいか分かりません!個人や政党を選ぶのではなく、政策を選べる様にしてください。」と書き、所謂、無効票を投じている。
ボクの子供時代、日本は、特に田舎で農家が多い香川は、圧倒的な自民党の票田であった。
周りの大人の大半は、共産党や社会党に対しては拒否感を抱いていて、何も疑問もなくただ自民党の立候補者の名前を書いていたはずだ。
道端に貼られている選挙ポスターと、うるさくて堪らない選挙カーの大音量に辟易としながら、「何なんだろうこれ?こんなことに何の意味があるのか?」と、子供心にも思いながら大きくなった。
学校で同じクラスの子になら、ボクにも投票できる!
その子のある程度は知っているし、クラスの中でどんなポジションを占めているかを知っているからである。
でも...。
例え町議(当時は)でも、ボクは選べない!
選挙ポスターの顔しか知らない!
所属政党しか分からない!
所謂、”後援会”に行かないと、その人の考えが聞けない!
後援会に行った時点で、その候補者の後援者と見なされる。
その人を、その政党を、その政策を知り得る場がない!
そもそも、その政党の中にだって派閥があるし、右派と左派では、ハト派とタカ派では言ってることが違うのだ。
皆、何を基準に候補者を選び、何を根拠に政党を選んでいるのだろう?
ボクにはとても選べない!
そもそも政党というのは、本来は”政策政党”...。
国民、県民、市民に分かり易い形で、自分たちの政策をプレゼンできない人たちに、一体何の策があるというのか?
無策政党?無能政党?と言いたくなる!
そもそも、”数の論理”で烏合の衆の如く集まって◯◯党と名乗り、そのくせ一枚岩ではなく、てんでバラバラ好き勝手にそれぞれの考えを主張されても、こっちには何がなんだか分からない!
連立政権もまた然り。
基本的な政治姿勢が違うのに、「よく、その時だけ都合良く手を結べるな〜!」って...。
だから、ボクは誰を選んでいいか分からないし、どの政党を選んだらいいのか分からない!
皆が、自民党に愛想を尽かして民主党に乗り換えた時、ボクは他の人たちが何故そんなに、民主党に無邪気に期待を寄せられるのか理解不能だった。
だってあの人たち、かつては自民党にいて、そこを飛び出しただけの人たちじゃん!
元々、自民党員でしょ?
何も体質は変わらないし、根っこも変わらないよ!
だから、政権が民主党に替わった時に浮かれてた人が、やがて今度は民主党に愛想を尽かし、また自民党に戻った時、ボクは「それみたことか!」って思っただけだった。
自民党不審ではない、民主党不審でもない!
政治不信?いや、はっきり言ってもう人間不信だよ!
だから、選挙にまともに参加する気にはならないんだ。
だけど、もし人や政党を選ぶのではなく、政策や新しい試みを選ぶ選挙や国民投票的なものがあったなら...。
ボクは考えに考えて、自分の一票を入れるだろう!
原発廃止に賛成!(稼動停止ではなくて、完全撤廃)
消費税率10%に賛成!(ただし、当面はこれで据え置き。中途半端な倍率だと、計算が面倒だしおつりが細かい!)
老人介護福祉の行き過ぎに反対!(そこまで無理して、健康で長生きしなくてもいいんじゃない?死ねる自由も必要だよ!)
沖縄の基地移設に反対!
国内の全ての米軍基地撤収に賛成!
集団的自衛権に反対!
2020年東京五輪開催に反対!(原発あのままで、そんなことしてる場合か!)
まだまだあるけど...。
まあ、でもこの投票の遣り方で行くと、国民が自分に都合の悪い政策には、全く票を入れなくなるだろうけど...。
でもね...。
義務を放棄し、権利ばかりを主張しても、国政は、経済は立ち行かない!
我慢すべきことは我慢し、主張すべきことは主張する!
自分がではなく、皆がよりよい暮らしのできる様に...。
そういうことを考えて、頭と身体をフル稼働できる人が政治家になるべきだよ!
「利他の精神が最も大事。」
ボクはそう思うよ!
よろず語り部 夢追人拝
いや、これでも最近は投票には行く様にしている。
最近までは見向きもしていなかったのだけど...。
でも、投票用紙には「誰を選んでいいか分かりません!個人や政党を選ぶのではなく、政策を選べる様にしてください。」と書き、所謂、無効票を投じている。
ボクの子供時代、日本は、特に田舎で農家が多い香川は、圧倒的な自民党の票田であった。
周りの大人の大半は、共産党や社会党に対しては拒否感を抱いていて、何も疑問もなくただ自民党の立候補者の名前を書いていたはずだ。
道端に貼られている選挙ポスターと、うるさくて堪らない選挙カーの大音量に辟易としながら、「何なんだろうこれ?こんなことに何の意味があるのか?」と、子供心にも思いながら大きくなった。
学校で同じクラスの子になら、ボクにも投票できる!
その子のある程度は知っているし、クラスの中でどんなポジションを占めているかを知っているからである。
でも...。
例え町議(当時は)でも、ボクは選べない!
選挙ポスターの顔しか知らない!
所属政党しか分からない!
所謂、”後援会”に行かないと、その人の考えが聞けない!
後援会に行った時点で、その候補者の後援者と見なされる。
その人を、その政党を、その政策を知り得る場がない!
そもそも、その政党の中にだって派閥があるし、右派と左派では、ハト派とタカ派では言ってることが違うのだ。
皆、何を基準に候補者を選び、何を根拠に政党を選んでいるのだろう?
ボクにはとても選べない!
そもそも政党というのは、本来は”政策政党”...。
国民、県民、市民に分かり易い形で、自分たちの政策をプレゼンできない人たちに、一体何の策があるというのか?
無策政党?無能政党?と言いたくなる!
そもそも、”数の論理”で烏合の衆の如く集まって◯◯党と名乗り、そのくせ一枚岩ではなく、てんでバラバラ好き勝手にそれぞれの考えを主張されても、こっちには何がなんだか分からない!
連立政権もまた然り。
基本的な政治姿勢が違うのに、「よく、その時だけ都合良く手を結べるな〜!」って...。
だから、ボクは誰を選んでいいか分からないし、どの政党を選んだらいいのか分からない!
皆が、自民党に愛想を尽かして民主党に乗り換えた時、ボクは他の人たちが何故そんなに、民主党に無邪気に期待を寄せられるのか理解不能だった。
だってあの人たち、かつては自民党にいて、そこを飛び出しただけの人たちじゃん!
元々、自民党員でしょ?
何も体質は変わらないし、根っこも変わらないよ!
だから、政権が民主党に替わった時に浮かれてた人が、やがて今度は民主党に愛想を尽かし、また自民党に戻った時、ボクは「それみたことか!」って思っただけだった。
自民党不審ではない、民主党不審でもない!
政治不信?いや、はっきり言ってもう人間不信だよ!
だから、選挙にまともに参加する気にはならないんだ。
だけど、もし人や政党を選ぶのではなく、政策や新しい試みを選ぶ選挙や国民投票的なものがあったなら...。
ボクは考えに考えて、自分の一票を入れるだろう!
原発廃止に賛成!(稼動停止ではなくて、完全撤廃)
消費税率10%に賛成!(ただし、当面はこれで据え置き。中途半端な倍率だと、計算が面倒だしおつりが細かい!)
老人介護福祉の行き過ぎに反対!(そこまで無理して、健康で長生きしなくてもいいんじゃない?死ねる自由も必要だよ!)
沖縄の基地移設に反対!
国内の全ての米軍基地撤収に賛成!
集団的自衛権に反対!
2020年東京五輪開催に反対!(原発あのままで、そんなことしてる場合か!)
まだまだあるけど...。
まあ、でもこの投票の遣り方で行くと、国民が自分に都合の悪い政策には、全く票を入れなくなるだろうけど...。
でもね...。
義務を放棄し、権利ばかりを主張しても、国政は、経済は立ち行かない!
我慢すべきことは我慢し、主張すべきことは主張する!
自分がではなく、皆がよりよい暮らしのできる様に...。
そういうことを考えて、頭と身体をフル稼働できる人が政治家になるべきだよ!
「利他の精神が最も大事。」
ボクはそう思うよ!
よろず語り部 夢追人拝
2014年07月03日
「集団的自衛権」がどうのこうの言う前に...。

あんまり政治関連の記事を書く場ではないと弁えてはいるが、この際書かせて貰おう!
世の中「集団的自衛権」がどうのこうので揉めているけど、そもそも今の日本人に、人を殺してまで、自分が殺されて犠牲になってまで、国や家族を守る程の根性があるものかね〜?
東日本大震災を経験して尚、原発をなくせない国民がですよ!
自分の子供を守るどころか、虐待して殺しかねない国民がですよ!
自分の国のためじゃなく、他の国の戦争の助太刀をして死ぬ覚悟なんてある訳ないじゃん!
ボクは震災直後、福島の原発に国民の目が集まっていた時、当然、原発への依存を止めるのだと思っていた。
あの時国民投票をしたら、ほぼ100%くらいの人が「原発NO!」だったであろうと想像する。
ところが、日が経つにつれ皆あの時の危機感を忘れ、今の(物資的に)豊かな生活が犠牲になるくらいなら、便利な生活を手放すくらいなら、「やはり、原発しかないじゃん!」的な論調になってしまっている。
詳しくは覚えていないのだけど、震災後しばらくして福島県で取ったアンケートで、原発の再稼動賛成に60%程の数字が上がったのを見た時、正直ボクは日本を諦めた。
「一番放射線の危機に曝されている、最大の当事者であるはずの福島県人が、原発再稼動に賛成するのかよ?」
ボクには全く、この状態が理解できない!
「ただね...。ボクも最新鋭の火力発電所を新設するまで、原発の再稼動はやむなし!」と考えている。
だってね、動かしてなくても原発は現実そこにあり、地震や津波が来れば、例え臨界してなくてもヤバいでしょ!
ソーラ発電じゃ、発電量が全然足んないのよ!
今の生活を保つには...。
そもそも、日本中をソーラパネルだらけにする気か?
それって、ちっとも美しくないし、全くもってエコじゃない!
だから、一度生活スタイル自体を断捨離して、シンプルな生き方に変えるか...。
兎に角、さっさと最新鋭の効率のいい火力発電所を整備し直して、電力を安定させてから原発を解体!
「分かる?稼動停止ではなくて、解体!」
現在の火力発電所は、もう、かなり老朽化してるよ!
修理や、改造くらいじゃどうにもならない。
新しく作んなきゃ、始まらないだろう。
それには時間も、お金も、エネルギーも、マンパワーも必要!
それこそ、今からかからなきゃ間に合わないし、原発もいつまでたってもなくならない!
ただただ、再稼動に反対してりゃいいってもんじゃないんだよ!
今の生活、全部捨てる気があれば、そりゃーできるよ。
でも、デモをしながらスマホで動画録って、ネットで流してる様じゃ絶対無理。
それらを賄ってるのは全て、原発を作ることで得たエネルギーと、お金と、システムでしょ?
「今、原発は稼動してないから、これは、原発の電力で動いてない!」とか、そんな屁理屈はいいから!
今のまま行くと、老朽化した火力発電所が止まって、どうにもならなくなるよ!
ああ、話がずれた...。
ボクらは物質の豊かさに慣れて腑抜けになって、踏ん張る力が足りないし、我慢できる粘り強さも失ってる。
もう、戦前の日本人とは違うんだ。
今の日本人の誰が、あの時の様な苦境に耐えられる?
土建屋の仕事ですら、キツいからって若い日本人は中々入って来ないのに...。(今、もの凄〜く、人材不足なんだよ!)
自分の身体を呈してでも守りたいものがなければ、人は戦えないよ!
戦争は”命の奪い合い”ですよ!
守る者の”命の重さ”が分からない奴に、奪う相手の”命の重さ”など分かりはしない!
自分の家族すら大事にできない人に、他人の命を奪ってまで、自分の命をかけてまで、守るべきものなどないでしょう?
「戦争に行け!」って言われても、皆きっと逃げ出すさ...。
そんな論争してる暇があったら、原発何とかしようよ!
目の前に、見えない敵が確かに存在してるはずだよ!
2020年の東京五輪開催に浮かれてる場合じゃ〜ないんだって!
よろず語り部 夢追人拝
2014年07月01日
突然ですが、この土曜日、広島に行って来るぜ!
映画「じんじん」上映会→湯浅さん→「第14回 全国紙芝居まつり 北海道inけんぶち 実行委員会」→「東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト」の流れで繋がったご縁...。
「東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト」の関係で、ボクが2012年に福島の応急仮設住宅を紙芝居慰問した折、「梁川ざっと昔の会」の「リーダー研修会」でお会いした村上さんが、この度広島にいらっしゃることを知った。
★「大震災とコミュニティ」 村上美保子講演会「東日本大震災と住民の支え合い」
平成26年7月5日 広島県 佐伯区民文化センターホールにて
村上さんとも再会したいし、「東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト」の関係者にもお会いしたい!
できれば、「東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト」で制作された震災関連の紙芝居を、香川県の人々の前でボクにも演じさせていただきたい!
そんな希望を胸に、広島に向かいます。
紙芝居自転車持参!
いや、そこで紙芝居の上乱入演をしようって訳じゃなく、夕方に丸亀で城北幼稚園の「なつまつり」が控えてるので...。
広島は開演10時だし、かなり強行軍な日帰り遠征となることでしょう!
村上さん福島でお会いした時は、津波に遭った経験を語る東日本大震災の語り部として、各地で講演しておられたが、現在では「東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト」で制作された、新地町を題材にした紙芝居「命の次に大切なモノ」の演じ手でもある!
是非、彼女の演じる紙芝居を観てみたい!
自分たちの町の、自分自身の津波の体験を紙芝居化したものであるから、その語り口はどれ程切実で、どれ程伝えたい思いに満ちていることだろうか?
ボクも是非、香川の人々に伝えたい!
作品をご提供いただけるかどうかは分からないけれど、何らか繋がりができたらと切に思う。
村上さま、「東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト」関係者の皆さま、香川から暑苦しい紙芝居のおっさんが押し掛けますので、宜しくお願い申し上げます!
よろず語り部 夢追人拝
村上さんのブログ「朝日館の女将のてんてこ舞日記
http://asahikanok.exblog.jp/
「東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト」facebook
https://www.facebook.com/pages/東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト/331079223601818
2014年06月29日
6月28日 「絵本を楽しもう!絵本作家市居みかのおはなし会」に行って来た!

昨日の土曜日は休日出勤になったのだけど、「午後に予定を入れていたので、午前中だけでいいですか?」ってことで、お昼で帰って来た。
さて、シャワーを浴びて作務衣着て、目指すは三豊市市民交流センター!
その車中で気が付いた。
「あれ?そういえば、マジック持って来いって書いてあったな〜。」
「まあ、でも、いいや!」
会場に着いたら、前の方の席の端っこに三脚&舞台を設置。
紙芝居はもちろん、市居みかさんが絵を描いた「ちょうちんおばけ」!
入口に戻って、物販コーナーで市居さんの絵本を物色。
とはいっても、もう買う絵本は決めてある。「まだだよ まだだよ」だ!
会場内をうろうろしながら、顔見知りの読み聞かせボランティアさんや、顔見知りの子供たちを探していると...。
はい、いますいます!
遠く高松市から「伝々虫」の方、「文庫連」の方...。
地元三豊市、観音寺市の、「夢ふうせん」の方々、「えほんのへや」の方々、「若葉の会」の方、「あいびいず」の方などなど...。
放課後児童クラブで知ってる男の子もいたぞ!
さあ、これまた知り合いっていうか中学時代の恩師、臼杵教育長さんのご挨拶があって、いよいよ「絵本を楽しもう!絵本作家市居みかのおはなし会」の始まり、始まり〜!
本日の市居みかさんのお題(読み聞かせた) 「ろうそくいっぽん」「ねこのピカリとまどのほし」「ニャーくもチュー」「いっぽんみちをあるいていたら」「イモムシかいぎ」
市居さんの横には、ギター(? 割に細身でちょっと小さい弦楽器)を持った宮本一さんが...。
読み聞かせに併せて、ゆる〜い感じの演奏がなされ、時たまコーラスの様なフレーズも入る。
市居さんも、鐘とか鈴とか、効果音の鳴り物を交え、最後の「イモムシかいぎ」の歌ではウクレレの弾き語りを披露!
よろず語り部 夢追人 facebook
https://www.facebook.com/pages/よろず語り部-夢追人/457794067604032
◉市居みかさん 読み聞かせ「イモムシかいぎ」のラスト
*市居みかさんに動画公開のご許可いただきました
*動画撮影・著作権者 よろず語り部 夢追人
途中、ライブ絵本作りがあった。
画用紙をホワイトボードに並べ、観客の子供や大人から、登場人物(動物)や話の展開をインタビューして一冊の絵本に仕立てて行く。
ネコが出て来て、蜘蛛が上から下りて来て、ネコが蜘蛛に食べられちゃって、雨が降って来て、雨の嫌いな蜘蛛が逃げる途中に水溜まりで滑って、お腹の中のネコと、これまた先に食べられていたネズミがその勢いで口から出て来て助かって、よかったよかった!というお話。
タイトルも、これまた、前の方に座っていた家族連れのパパにインタビューして、
「ニャーくもチュー」と名付けられた。
画用紙を二つ折りにして各場面をのり付け、表紙を描いて、タイトルと三豊市の皆さん+市井みかと書き入れ、世界に一冊しかないオリジナル絵本が完成した。
その後、入口で配られてた画用紙と、持参のマジックを使ってワークショップの始まり、始まり〜!
「いっぽんみちをあるいていくと」のオリジナルバージョンを考えて、それぞれが一場面を絵にするというものだ。
ボクはマジックを忘れたし、自分が描くより人を観察する方が好きなので、きょろきょろ周りを見渡していた。(元カメラマンの哀しき習性なのだ!)
で、観客席の間を巡って、それぞれの進行具合を見回ってた市居さんに、
「描いてくださいよ!」って言われちゃった。
ボクが苦笑いしていると、「ちょうちんおばけ」を指して「読んでくださってるの?」と...。
「ハイ!特にこの時期は...。」
この後、沢山の子供たちや、大人も3人、皆の前に立って自分たちの作品を発表した。
観音寺で読み聞かせや演劇をされている富原さんも、”いい声”で読み上げていた。(オリジナルブログの写真参照)
さて、最後の一作、「イモムシかいぎ」では兎に角動画を視ていただこう!
大盛り上がりで、定刻の16時を迎えた。
市居さん、宮本さん、ありがとうございました!
さて、サイン会だ!
入口には既に長い列ができている。物販コーナーにも、まだまだ買う気満々の人の姿が...。
ボクはソファーに荷物を置いて、会場内に戻り、図書館職員さんたちの机とイスの片付けを手伝った。
「どうせ一番最後尾狙いなんだから、のんびりその時を待つだけさ!」
絵本も数作品売り切れて、もう、並ぶ人もいなさそうなので、「まだだよ まだだよ」を持ってボクも列に加わった。
一時間くらいは待っただろうか?
流石にボクの前に並んでる子たちも間が保たず、ママを残してあっちにふらふら、こっちにふらふら...。
仕方がないので、お節介なおっさんによるメンディング!
いろいろ話しかけたり、ミニ拍子木を触らせたり、最後には小さな声で「ちょうちんおばけ」の実演を...。
本日のお題 「ちょうちんおばけ」
市居さま、図書館スタッフさま、騒がしくして済みませんでした!
で、いただいたサインがこれ!(オリジナルブログの写真参照)
市居みかさま、ブログへのレポート記事掲載と、ツーショットの撮影、動画公開のご許可、本当にありがとうございました!
とっても楽しいひとときでした。
よろず語り部 夢追人拝
2014年06月26日
すずき出版より、紙芝居「おしゃかさま」全四巻届く!

ちょっぴり残業があった、本日。
家に帰ると、すずき出版より紙芝居「おしゃかさま」届いていた!
早速、荷物を開け、紙芝居を取り出す。
出て来たのはブルーの化粧箱に金色の文字で「おしゃかさま」...。
「うわ〜!」
兎に角取り出して、早速、演じてみる!
観客はチビ。
夕食を挟んで、「おたんじょう」「四つの門」「おさとり」「ねはん」の全四巻を演じ終えた。
チビの感想。
「面白かった!」で終了...。
「う〜ん...。まあ、釈迦の壮大な一生を、たった四巻に無理矢理納めるとこうなるのか...?」
というのがボクの正直な感想。
何か、思ったより淡々と描かれていて...。
変に宗教色強く、奇跡の救世主としてや、余りに崇め奉られ系に描かれるのも興醒めだけど...。
紙芝居のエンターテーメントとしては、正直どうなんだろう?
果たして、観た人は面白いんだろうか?(興味深いという意味においても...)
これは、どこか沢山の観客の前で演じてみて、それぞれのリアクションを探らないといけないね。
子供相手、大人相手、家族連れ相手、お寺で、老人介護施設で...。
いろんなシチュエーションで試してみないと、何とも言えない!
そして、これは四巻通して演じないと意味がない様にも思う!
ちびっ子相手に四巻通しは、正直無理だと思うけど...。
21600円!
高い買い物だけど、決して無駄にせず、上手く上演して行きたい!
ご興味ある人、「うちで演って!」ってリクエストしてね!
よろず語り部 夢追人拝
追伸 ボクはすぐ100円ショップで買った、ビニールのケースに作品を入れ替えてしまうので、化粧箱がもったいないね...。
その分値下げしてくれりゃ〜いいのに!(苦笑)
2014年06月26日
「オレは、怖いもの知らずの懲りないおっさんだ!」

実はこの前の日曜日、午後に雨が上がったので、重機の練習に行って来た!
正直、怖かった!
「だって、誰も何も教えてくれず、広〜い現場にはボク独り。何かあっても誰も助けてはくれない!」
ドキドキしながらキーを回し、ぎくしゃくしながら操縦レバーを操作し、何とかクラッシャー(コンクリートの破砕物)を山に積み上げ、一時間程で帰った...。
重機の棹は円の動き。
地面に沿って直線の動きでバケツを操作するには、センスと経験が必要!
はっきり言って、エンジンをかけるのすら初めて...。
無謀な挑戦だと自分でも思った。
でね...。
結局、クラッシャーと花崗土が混ざっちゃって、怒られちゃったんだけど...。
「誰がやったんかと思たら、お前か?」
「はい....。」
「誰が、運転してええって言うたんぞ?」
「ええ〜、だって...。暇な日曜に練習しとけって言ったじゃないですか!」
「冗談に決まっとろうが!」
「いや、そんなん冗談に取れんし。マジでせないかんのかと思って...。」
「◯◯には、滅多なことを言えんの〜。」(苦笑)
「こっちは独り、死ぬ気で頑張ったのに...。冗談て何や?大概にせ〜よ!」(こころの中)
まあ、いいよ!
怒られたけど、いいきっかけを貰った!
これで、次はもう初めてではない!
「ボクは怖れずに、また独り挑戦するだろう。」
って、なにがいいたいかって言うと...。
この人、怖いもの知らずの懲りないおっさんであるということだ!
今までも、随分と危ない橋を渡って来た。
全て、短慮が故と、その時の勢いだけだ。
紙芝居で言えば、今までの著名な語り部の方との共演も然り、長野ヒデ子さんの前での実演の時もそう...。
ボクはどこでも、誰の前でも平気で演れる!
恥をかいてもへっちゃらだい!
今回の「さぬきの国 紙芝居サミット」のことにしても、ボクは失敗したって屁とも感じないだろう。
失敗を怖れて萎縮してたら何にもできない!
兎に角、やってみて玉砕すればいい。
それで得る物もあるさ。
そして、ちょっぴり反省して、また、次の挑戦を試みればいい!
嗤われたって平気だい!
元々、笑わすのが紙芝居屋の本懐。
嗤われるのは本意ではないけど...。
それも、大した違いは無いわ!(大違いだけど...)
もうね、怖いものなんてない!
こんな奴が呼びかけ人で申し訳ないけど...。
まあ、一緒に当たって砕けちゃって!
「本当、兎に角経験した者勝ちだよ!」
「さぬきの国 紙芝居サミット」呼びかけ人 よろず語り部 夢追人拝
2014年06月23日
6月22日 「さぬきの国 紙芝居サミット」用、組み立て式演台を製作!

雨が止んだら、現場に重機の練習をしに行こうと思っていたのだけど...。
こんな雨の中、全く乗ったことの無い重機の操縦、まして誰の指導もない状態でなんて、怖くてできない!
晴れた平日の仕事終わりに、独り居残ってすることにして、今日は止めとこう...。
で、暇なんで作ってみました!
組み立て式の紙芝居演台。
っていっても、イレクターパイプを組んだフレームに、板を載せただけ...。
それに、元々は物撮り用の組み立て式撮影台の流用。
最近はもっぱら、バーベキューの食材を置く台に使ってた物...。(何と哀れな末路)
でも、「さぬきの国 紙芝居サミット」で他の演じ手に必要な場合があると思って、前から作製作しようと考えていた物。
幅120㎝×高さ100㎝×奥行き40㎝
童心社の舞台なら、問題なく載る!
ただ、パイプを組んだだけ、それも一部はバラバラにできる様に接着してないから、ちょっとユラユラするけど...。
そこは目をつぶってください!
後、素人の日曜大工なので、ネジの長さを少し見誤って、天板に幾つかネジ先の膨らみができちゃってるけど...。
どうせ布をかけるから、気にしない、気にしない!
これに大きめのシーツ(柄付き)をかければ完成かな?
足元も隠れるから、荷物や次の紙芝居や、ヘープサートなんかを仕込めるでしょう?
この高さ100㎝というのにも、こだわりがある!
通常お借りできる机などは70㎝程で、ちょっと低すぎるんだな〜。
演じてて腰が痛くなるし、前の人の頭で後ろの人に紙芝居が見えない。
女性には、もしかすると少し高いかも知れないけど...。
これで宜しく!
もちろん、ご希望の方は三脚&舞台をお貸しするし、屋外ならボクの紙芝居自転車を使ってくれてもOK!
そんなこんなで、じわじわ「さぬきの国 紙芝居サミット」の準備続けてます。
皆さま、ご出演を宜しく!
★第一回「さぬきの国 紙芝居サミット」
10月12日(日) 「うたづ臨海公園」にて
呼びかけ人 よろず語り部 夢追人拝