プロフィール
yumeoibito
yumeoibito
香川県三豊市在住。

 非営利で、紙芝居と絵本の読み聞かせパフォーマンスをしている、ひげのおっさんだよ。よろしくね!十八番は、かがくいさんの作品。ばいきんまんの声色、鬼や、閻魔や、やまんばなどの怖いもの系!がらの悪い坊さんとか...。

追伸 2012年6月より一部、「投げ銭」制と、身柄拘束料として時給・日当をお受けする「雇われ」制を導入したので、完全非営利ではなくなりました!悪しからず、ご了承ください。
(あくまでも基本はボランティアです)
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Posted by あしたさぬき.JP at

2014年08月01日

ブログの更新夏休みのお知らせ








 毎日お暑うございます!

 既に、このブログの読者の方々はお気づきかとは存じますが、しばらく前より更新が滞っております。

 「よろず語り部 夢追人 絵本語り」オリジナルの方は、ほぼ毎日更新しているのですが...。

 それと、facebookの方で忙しくて、とてもこちらまで手が回りません!

 夏が終わるまで、このブログは夏休みとさせていただきます。

 悪しからず,ご了承ください。

 なお、オリジナルはこちらから...。

http://yorozukataribe.blog41.fc2.com/

    よろず語り部 夢追人拝
  


Posted by yumeoibito at 06:33Comments(0)etc

2014年07月18日

☆8月9・10日 〜みとよたからを未来(あす)へ繋げるお遍路体験〜サポーターに登録






 地元、香川県三豊市の青年会議所の企画で、夏休みに小学生たちに雲辺寺から弥谷寺まで一泊二日で歩き、お遍路体験をして貰おうというのがある。

 「2014年度みとよふるさと探検隊 〜みとよたからを未来(あす)へ繋げるお遍路体験〜」という事業だ!

みとよふるさと探険隊 facebook

https://www.facebook.com/pages/みとよふるさと探険隊/198524896937902

 今回、ボクはそのサポーターとして登録、参加することとなった。

 ☆8月9日 雲辺寺〜大興寺〜琴弾荘
  8月10日 神恵院・観音寺〜本山寺〜弥谷寺

 サポーター周知会が7月27日にあるので、詳細はそれからだが...。

 小学生たちと一緒に歩き遍路をし、先達三人、青年会議所のメンバーたちに混じって、子供たちのお世話をすることになるらしい。

 ボクは2007年10月〜11月に、四国霊場歩き野宿遍路を結願しているので、何らかお手伝いができないか、

 また、子供たちの前で、仏教紙芝居をする機会がないかと思って、今回、サポーターに申し込まさせていただいた。

 どの様な形での参加となるか、まだよく分からないけど...。

 少なくともボクは笈摺(白装束)を着て、和袈裟をし金剛杖をついての、作法通りのスタイルで、子供たちの列に加わるだろう。

 8月9日は夕方に「ふれあい夜市 2014」を控えているため、途中でコースを外れることとなるが、それは青年会議所スタッフにも既にお伝えしてあり、問題ないはず...。

 後は、紙芝居上演の機会を与えていただけるかどうか...。

 「まあ、それは本筋じゃないので、無理は申しますまい!」

 流石に、読経の機会ぐらいはあるんでしょうね?

 
 島遍路(小豆島霊場)歩き野宿遍路の際の告知  クリックで拡大表示

 しかし、夏休みに合わせた企画とはいえ、とんでもなく暑いこの時期に小学生対象の歩き遍路...。

 「結構、キツいよ〜!皆、大丈夫?」
 
 看護士も同行するらしいけど...。

 サポーターのはずが逆に皆に迷惑をかけない様、体調管理に気をつけてボクも頑張ります!

  よろず語り部 夢追人拝
  


Posted by yumeoibito at 05:55Comments(0)etc

2014年07月06日

7月5日 広島県まで、村上美保子講演会「東日本大震災と住民の支え合い」を観覧に







 香川県三豊市の自宅を出発したのは朝6時前!

 三豊鳥坂インターから高速に乗り、瀬戸大橋経由で目指すは、広島県の五日市インター。

 早朝のためか思った程の交通量ではなく、講演会場の佐伯区文化センターに到着したのは、開演の2時間前!

 適当に入った喫茶店で朝定食(ご飯にみそ汁、卵焼きに冷や奴、小鉢に味付け海苔 500円也)を食べ、センターのオープン時間9時に合わせて改めて...。

 センターの前には、開館を待つ人の列が...。

 「おお!講演会の一時間も前から行列が?」と思っていたら、併設の図書館の利用者だったみたい。

 ホールの受付に人がいたので、開場時間を聞くと、9時半とのことだった。

 折角時間が空いたので、「行った先の図書館訪問記」用に図書館の紙芝居寺コーナーを物色した。(後日、別記事を!)

 再び受付に行くと、既に村上さんが開場入りされたみたいで...。

 ボクは楽屋口にお伺いし、スタッフに名刺を渡し、村上さんとの面会を申し出た。

 しかし、既にホール内でテレビ局の取材が始まってしまった様だ。

 活動報告展「笑顔よ届け! 東北紙芝居巡礼」のアルバムを託し、「よかったら村上さんに見ていただきたいので...。」とお願いした。

 さて、いよいよ開場時間!

 受付で資料をいただいてホール内に進むと、ちょうど村上さんに向けカメラが回っていた。

 村上さんの旦那さま(通称 「おっとっと」さん)の名前が書かれた席があったので、その横、最前列に荷物を置き、録画の邪魔にならない様に一度外に出た。

 受付で、「紙芝居の絵を描かれている、いくまさ鉄平さんは来られてますか?」とお伺いすると、ちょうどボクの後ろにおられ...。

  「ああ、この方だったんだ!”いくまさ鉄平”はペンネームで、本名は別のあのお方だったんだな...。」

 「後で、『東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト』制作の紙芝居を、香川の人たちの前でボクに上演させて欲しい旨、お願いしなくては!」

「東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト」facebook

https://www.facebook.com/pages/東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト/331079223601818?fref=pb&hc_location=profile_browser

 再び開場に入り席に戻ると、撮影を終えられた村上さんがボクの前を!

 「ご無沙汰してます!」

 「...?誰かと思ったら....。」

 村上さんが手を差し伸べてくださったので、がっちりと再会の握手を交わした。

 「今日は香川から来ました!村上さん、とうとう紙芝居も始められたんですね?」
 
 ボクは今日、久々に例の作務衣を引っ張り出して着ていたのだった。(洗うと寄せ書きが薄くなるから、正直なるべく着たくない!)

 東北紙芝居巡礼時の村上さんの寄せ書きには、「長い冬が過ぎれば、みちのくにも、きっと春が来る!!」の文字が...。

 続々と観客席が埋まって来た。

 マスコミも何社か取材に来ている様だ!

 最前列の席から後ろを見渡すと、最後列に「おっとっと」さんの姿を見つけた...。

 側に寄ってご挨拶をすると、「舞台に上げられちゃうので、(名前が貼ってあった)前には座りません。」とのこと。

 長い間のご無沙汰を詫びると、「写真見ましたよ!沢山撮ってたんですね〜?」のお言葉を...。

 さていよいよ、村上美保子さんによる講演が始まった!

 でも、ボクにはとても講演の内容を書き表すことはできない!

 福島県相馬市新地町、海岸から2キロの場所で「朝日館」という旅館を営んでおられ、2011年3月11日の地震発生から、津波の到来、避難所での対応、応急仮設住宅での暮らし、そこの”仲間”と興した自主的な町おこし活動、「東北遍路八十八ヶ所」を制定し、東北に”人とお金”を呼び込む試みについてなど、静かに、しかし情感たっぷりに、熱く、そして厚く訴えた。

 震災直後からの詳細については、リアルタイムで克明に書かれた彼女の手記があるので、是非こちらを遡って読んでいただきたい!

村上美保子さんのブログ「朝日館女将のてんてこ舞日記」

http://asahikanok.exblog.jp/

 ボクは2012年2月〜3月、「東北紙芝居巡礼」として福島県伊達市在住、「梁川ざっと昔の会」代表、横山幸子さんを訪ね、福島県富岡町の方々が避難されている、郡山市、いわき市、三春町などの応急仮設住宅11ヶ所を慰問する機会を得た。

 *「東北紙芝居巡礼」については下記リンクより。(かな〜り遡って、ご覧ください!)
 *注 カテゴリーの最初にまたこの記事が表示されますが、そのままスクロール!

 ブログ「絵本語り オリジナル」より、「東北紙芝居巡礼」カテゴリー

http://yorozukataribe.blog41.fc2.com/blog-category-12.html

 横山幸子さんは日本全国津々浦々に講演に呼ばれる、大変有名な民話の語り部(ご本人は”語り部”を名乗らず、”お話おばさん”と呼び表しておられる)で、高知県立文学館での市川麟一郎さんの講座にゲストで来られていた際、無理をお願いして福島訪問の機会をいただいたのだった。

 その旅の最中、「梁川ざっと昔の会」の「リーダー研修会」に出席した折りに、講師として来られていたのが村上さんであった。

 その時、彼女は既に色々な所で、震災の体験を語っておられたけれど、今回、広島の講演を拝見して驚嘆したのは...。

 「村上さん、福島での講演の時とお話の内容は全く同じはずなのに、ジェスチャーが増え、お話のトーンにメリハリがつき、繊細な言葉選び、より分かり易い言い回しへの変化、間に冗談を入れる程の余裕...。語りに厚みが出て、いよいよ東北大震災の語り部として、益々力を付けられたんだな〜!」

って...。

 圧巻でした!

 その体験者によるリアルな語り、より一層洗練されて...。

 何より、”訴えたいもの”があるその凄み!

 「いや〜、本当に広島まで出向いた甲斐がありました。」

 そして、紙芝居「命の次に大切なモノ」!

 残念ながらプロジェクターによる投影で、”絆”のレリーフの入った紙芝居舞台での実演ではなかったのだけど...。

 ああ、動画を録ったので、皆さんにお見せしたいところだけど、勝手に公開できないしな〜!

 是非、機会があったら、ご本人による生の実演を観てください!

 ボクは目に涙を溜めながら観ておりました。

 「是非、これを香川県の人々の前で、ボクが演じたい!決して忘れ去らせず、伝えて残さねばならない!」

 ボクはそう、強く思ったのだった。

 最後に質問コーナーがあったので、ボクは思わず、

 「これらの紙芝居を演じる機会をいただけないか?ボクは香川県で紙芝居と読み聞かせボランティアをしており、また、現在地元の自治会の自主防災活動の隊員をしている。今まで防災訓練などの場で、紙芝居『稲むらの火』などを上演したけれど、是非、これらの紙芝居をご提供いただきたい!全国の読み聞かせボランティアに託せば、もっと、これらの物語が広がると思う。ご検討をおねがいいたします!」

 そう、熱く訴えた。(質問ではなかったかも知れない...。)

 村上さんは「命の次に大切なモノ」の脚本を書いておられるが、制作は広島県の「東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト」であるから、

 「プロジェクトの方と、ご相談してみて...。」

というご回答をいただいた。

 観客が会場を後にするのを見送りながら残っていると、村上さんが改めて寄って来てくださり、「また、是非東北に来てください!」と再び固く握手をしてくださった。

 「ありがとうございます!カメラマンを廃業して、就職してしまったので、中々、長期の休みが取れず、おいそれとは東北に行けないとは思うけれど、いつか必ず!本日は有難うございました。来れて本当に良かったです。」

 満足して会場を出ようとすると、テレビ局の方に呼び止められた...。

 「あの〜、先程....。インタビューにお応え願えますか?」

 わざわざ香川県から来たというのに興味を持たれたのか?それとも、紙芝居のおっさんに食いついたのか?

 ボクはカメラの前で、一生懸命自分の思いを語り、広島県佐伯区文化センターを後にした。

 さあ、丸亀市城北幼稚園の「なつまつり」に行かなくちゃ!

 「待たせる訳にはいかないぞ!」

 村上さん、「東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト」の皆さま、今後とも宜しくお願い申し上げます!

 有難うございました!

    よろず語り部 夢追人拝
  


Posted by yumeoibito at 11:17Comments(0)etc

2014年07月01日

突然ですが、この土曜日、広島に行って来るぜ!


 映画「じんじん」上映会→湯浅さん→「第14回 全国紙芝居まつり 北海道inけんぶち 実行委員会」→「東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト」の流れで繋がったご縁...。

 
 「東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト」の関係で、ボクが2012年に福島の応急仮設住宅を紙芝居慰問した折、「梁川ざっと昔の会」の「リーダー研修会」でお会いした村上さんが、この度広島にいらっしゃることを知った。

 ★「大震災とコミュニティ」 村上美保子講演会「東日本大震災と住民の支え合い」

  平成26年7月5日 広島県 佐伯区民文化センターホールにて

 村上さんとも再会したいし、「東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト」の関係者にもお会いしたい!

 できれば、「東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト」で制作された震災関連の紙芝居を、香川県の人々の前でボクにも演じさせていただきたい!

 そんな希望を胸に、広島に向かいます。

 紙芝居自転車持参!

 いや、そこで紙芝居の上乱入演をしようって訳じゃなく、夕方に丸亀で城北幼稚園の「なつまつり」が控えてるので...。

 広島は開演10時だし、かなり強行軍な日帰り遠征となることでしょう!

 村上さん福島でお会いした時は、津波に遭った経験を語る東日本大震災の語り部として、各地で講演しておられたが、現在では「東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト」で制作された、新地町を題材にした紙芝居「命の次に大切なモノ」の演じ手でもある!

 是非、彼女の演じる紙芝居を観てみたい!

 自分たちの町の、自分自身の津波の体験を紙芝居化したものであるから、その語り口はどれ程切実で、どれ程伝えたい思いに満ちていることだろうか?

 ボクも是非、香川の人々に伝えたい!

 作品をご提供いただけるかどうかは分からないけれど、何らか繋がりができたらと切に思う。

 村上さま、「東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト」関係者の皆さま、香川から暑苦しい紙芝居のおっさんが押し掛けますので、宜しくお願い申し上げます!

  よろず語り部 夢追人拝

村上さんのブログ「朝日館の女将のてんてこ舞日記
http://asahikanok.exblog.jp/
「東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト」facebook
https://www.facebook.com/pages/東北まち物語紙芝居化100本プロジェクト/331079223601818
  


Posted by yumeoibito at 06:24Comments(0)etc

2014年06月26日

すずき出版より、紙芝居「おしゃかさま」全四巻届く!






 ちょっぴり残業があった、本日。

 家に帰ると、すずき出版より紙芝居「おしゃかさま」届いていた!

 早速、荷物を開け、紙芝居を取り出す。

 出て来たのはブルーの化粧箱に金色の文字で「おしゃかさま」...。

 「うわ〜!」

 兎に角取り出して、早速、演じてみる!

 観客はチビ。

 夕食を挟んで、「おたんじょう」「四つの門」「おさとり」「ねはん」の全四巻を演じ終えた。

 チビの感想。

 「面白かった!」で終了...。

 「う〜ん...。まあ、釈迦の壮大な一生を、たった四巻に無理矢理納めるとこうなるのか...?」

というのがボクの正直な感想。

 何か、思ったより淡々と描かれていて...。

 変に宗教色強く、奇跡の救世主としてや、余りに崇め奉られ系に描かれるのも興醒めだけど...。

 紙芝居のエンターテーメントとしては、正直どうなんだろう?

 果たして、観た人は面白いんだろうか?(興味深いという意味においても...)

 これは、どこか沢山の観客の前で演じてみて、それぞれのリアクションを探らないといけないね。

 子供相手、大人相手、家族連れ相手、お寺で、老人介護施設で...。

 いろんなシチュエーションで試してみないと、何とも言えない!

 そして、これは四巻通して演じないと意味がない様にも思う!

 ちびっ子相手に四巻通しは、正直無理だと思うけど...。

 21600円!

 高い買い物だけど、決して無駄にせず、上手く上演して行きたい!

 ご興味ある人、「うちで演って!」ってリクエストしてね!

  よろず語り部 夢追人拝

追伸 ボクはすぐ100円ショップで買った、ビニールのケースに作品を入れ替えてしまうので、化粧箱がもったいないね...。

 その分値下げしてくれりゃ〜いいのに!(苦笑)
  


Posted by yumeoibito at 21:07Comments(0)etc

2014年06月11日

「さんまいのおふだ」に見る、”語り”の気配について






 本当は明日、この記事を書くつもりだったんだけど...。

 続けて書いちゃえ!(現在23時半)

 さて、英語の読み聞かせの後は、昔話の読み聞かせについて。

 「子どもによる絵本・紙芝居読み聞かせ発表会」最後のエントリーは、中学3年生の女の子二人組。

 演目は「さんまいのおふだ」!

 そう、紙芝居にも「やまんばと三まいのおふだ」(前編・後編の2巻組)があるし、「たべられたやまんば」も元は同じ話。

 ここでボクが気になったのは、「◯◯だったって」っていう終り方をする文が、何回か出て来ること。

 これきっと、意識しておられる方は少ないと思うけれど...。

 紙芝居でも、絵本でもなく、素語り、つまりは民話の口伝による言い回しの名残りなんじゃないかな?

 だって、絵本の文体としてはちょっと異色でしょ?

 2006年6月発刊、福音館書店の「こどものとも」シリーズ、「つぶむこ」(再話・小林輝子 絵・飯野和好)にも、「◯◯したっけと」という表現が沢山出て来る。

 それどころか、全ての文の終わりが「◯◯と」とか、「◯◯とよ」で締めくくられている。

 「◯◯なんだって」っていうのは誰かに伝聞する時の表現だから、これらの絵本の文体は、誰かに語りかけてる口語的表現だと思っていいと思う。

 脚本が再話な訳で、ず〜っと語り継がれて来た民話が元になっているから、

 それは、映画「じんじん」の冒頭、囲炉裏端での昔語りのシーンの様な感じで伝承されて来たものなんだろう!

 そういえば、映画「じんじん」の冒頭の話も、この「さんまいのおふだ」だったよね?

 だから、ボクがこんな感じの文体の絵本や紙芝居を読む時には、囲炉裏端で子供たちに語って聞かせているばあちゃんの様に、誰かに語りかけてる雰囲気で読んでみたい。

 ボクは、ストーリーテリングは物語をすっかり覚えてしまわなければならないので、まだまだ、足を踏み入れていないけど...。

 せめて、絵本や紙芝居の中で、”語り”の気配を伝えて行きたい!

 一応、「よろず語り部」を名乗ってますんで...。

 その名に恥じぬ様に...。

    よろず語り部 夢追人拝
  


Posted by yumeoibito at 00:01Comments(0)etc

2014年06月10日

「Brown Bear, Brown Bear,What Do You See?」をどう読み、どう表現するか?






 最初に断っておくけれど、ボクは彼らの読み方を否定したい訳じゃない!

 「この絵本をどう読み表すか」を考察してみたいだけなのだ...。

 いつかボクもするであろう、英語での紙芝居、英語での読み聞かせのために!

 先日、「子どもによる絵本・紙芝居読み聞かせ発表会」で、小学校3年生の男女二人組がこのエリックカールの絵本(英語版)を発表した。

 うちのチビも3年生だけど、「これが3年生なの?」と思う程発音もよく、堂々とした読み聞かせだった。

 彼らの他に、「The Very Hungry Caterpillar」(「はらぺこあおむし」)を読んだ5年生も、それは同じだった。

 「でも...。」

 ボクはどうしても、腑に落ちない!

 きっと、彼らにこれらの絵本の手本を見せたであろう先生や親も、きっと同じ様な読み方をするであろうし、それを誰も疑問には思わないだろう。

 「でも...。」

 何か、日本人が読む英語の読み聞かせって、とても変な感じがする。

 英語の授業の様なよそよそしさっていうか...。

 「please repeat after me.」ってな感じである!

 何か、通常会話じゃないよね?

 この「Brown Bear, Brown Bear,What Do You See?」(「くまさん くまさん なにみてるの?」)は会話調の絵本なのだけど...。

 冒頭は、下記の様なセンテンスが続く。

 「Brown bear, brown bear,what do you see?」

 「I see a red bird looking at me.」

 これを日本語にすると...。(夢追人訳 *注 日本語版の絵本のテキストと違います!)

 「くまさん くまさん なにが見えるの?」

 「私を見ている赤い鳥が見える。」

 次々と動物が替わって、繰り返される同じ質問、同じ答え方。

 日本語であったなら、きっとあんなに淡々とは読まないのではないだろうか?

 ”くまさん くまさん”の部分には、もっと親しみが込められるだろうし、”赤い鳥を見てるんだ”の部分には(笑)くらいのニュアンスがきっと加えられることだろう。

 それに、上の訳ではなく、

 「くまさん くまさん 何をご覧になっていらっしゃるの?」

 「私をみつめる赤い鳥をみているのさ。」

って訳にもなり得る。

 日本語って、いろいろな言い表し方があるからね...。

 例えば「I love you.」一つをとってみても、日本語なら違った表し方が無限にあるだろう。

 でも、英語は単純!

 誰が相手であっても、そんなに変わらない。

 「I love You.」は「I love You.」!

 では、同じ言葉で、どうやってニュアンスを伝えているかって言うと...。

 ズバリ、声色と間の取り方と、表情とジェスチャーなのだ!

 日本人は淡々とした喋り方で、余り表情もジェスチャーも豊かではない。

 表現力が乏しいから、逆に語彙や言い回しが発達したともいえる。

 で、その乏しい表現力で、単純な英文を読むと....。

 「何か、妙によそよそしくなるのではないか?」っていうのが、ボクの推測な訳だ!

 実際、ネイティブアメリカンによる、絵本の読み聞かせを観たことがあるけど、とってもアグレッシブで、表情もジェスチャーも豊かだった。

 こっちが恥ずかしくなる程に...。

 あそこまではやれないけど、日本人独特の淡々とした語りは、英語の読み聞かせには正直不向きだとボクは思う!

 それが、ボクがおいそれと英語の紙芝居に踏み込まない理由でもある訳だけど...。

 やはり使い慣れた言語(日本語)であれば、生活に密着した形でニュアンスも含めた立体的な表現ができるけど、慣れない英文を操ることは、発音や文法などに気とエネルギーを取られて、生きた言葉として表現するに至らないのではないかと...。

 何か、”言の葉”ではなく、記号的な...。

 上手く書き表すことができないないんだけど...。

 ああ〜、英語での読み聞かせの道は険しい!

 いつか、ボクも挑戦する日が来るのかな〜?

   よろず語り部 夢追人拝
  


Posted by yumeoibito at 21:32Comments(0)etc

2014年06月07日

★6月8日 「子どもによる絵本・紙芝居読み聞かせ発表会」の観覧

 ★6月8日 「子どもによる絵本・紙芝居読み聞かせ発表会」

 13時半〜15時半 詫間町図書館2階会議室

 さあ、善通寺大師市での「投げ銭紙芝居屋」を午前中で引き上げて、午後からは発表会の観覧だ!

 紙芝居を演じる子がいたら、主催の詫間町図書館さんにご相談さて手いただいて、「さぬきの国 紙芝居サミット」のご案内&企画書を、保護者の方に渡させていただきたいと思う。

 小学生の演じ手が参加してくれたら、「さぬきの国 紙芝居サミット」は層の厚いイベントになり、より盛り上がると思うのだけど...。

 「よかったら、出てみない?」

   よろず語り部 夢追人拝
  


Posted by yumeoibito at 06:37Comments(0)etc

2014年06月01日

6月1日 「吹奏楽団WEST」定期演奏会に岡根さんを訪ぬ!







 今日も暑かったね〜!

 午前中は地元、吉津小学校のリサイクル活動。(廃品回収)

 ご近所から軽トラ借りて、自治会の細い路地を、新聞紙や段ボールや、アルミ缶、ビン等を回収して汗をかいた。

 近年、こういう学校のPTA活動は、その年の自治体毎の担当役員さんが、一家族だけで請負っているケースが多い!

 うちの自治会も数年来そうだったのだけど、ボクが言い出しっぺで、「全員参加、ただし、仕事等用のある家庭は強制ではない」というシステムに変えた。

 シングルマザーもいる、軽トラのない家庭もある、日曜日が仕事の人もいるということで、役員に当たった方の負担が大き過ぎるからだ!

 「役員にあたったら仕事を休んで、何か他に用があってもその家庭だけで務めないといけないのでは、理不尽過ぎる!」

 ボクがそう主張して、少なくともうちの自治会は、今までの慣例をひっくり返した。

 今ではその考えに賛同してくれる人もいて、来られる人皆で一緒に協力してやっている。

 仕事は皆で分担してやればいい!

 来れない時は、「スミマセン!次は手伝うんで...。」でOKだよ。

 仕事休んでまですることじゃない!

 さて、珍しく家族5人全員揃ってランチ(インドカレーナン付き)を食べ、昼からは「吹奏楽団WEST」の定期演奏会へ!

 「吹奏楽団WEST」のティンパニ奏者は、実はボクの前職、遺跡の発掘の時の仲間。

 彼がエントリーしていた「アンサンブルコンテスト」などにも観覧に行ったが、その時はタンバリンの演奏だった。

 でも、今回はメインでやってるティンパニ。

 「これは、是非観ないとね!」ってことで、かみさん(元、中学校の吹奏楽部 バリトンサックス担当)・長女(現、中学校の吹奏楽部 クラリネット担当)・チビの4人で行って来た。

 残念ながら次女(現、中学校の吹奏楽部 フルート担当)は、友達との約束が入っていて来なかったけど...。

 「マリンウェーブ」に着くと、駐車場は車で一杯!

 何とか端っこに車をねじ込んで、会場入りした。

 開場と共に、ロビーで金管、木管によるウエルカムミニコンサートがあった。

 写真を撮っていた岡根さんに声をかけ、立て替えていただいといたチケット代をお支払いして、客席に!

 そんで、演奏会の感想なんだけどね...。

 上記の通り、家族は吹奏楽に関わってるんだけど、ボクの方はさっぱり...。

 的外れなことばっか書いても仕方がないのだけど...。

 ボクも元本業の撮影で、クラシックのコンサートや、色々な方のライブや、オペラや沢山の舞台を観て来たけど...。

 今まで、これだけティンパニに注目して演奏会を観覧したことはなかった!

 でね、「意外にガンガン叩くんじゃなくって、待ちのところが多いし、しっかりと力加減してるし、ミュートも繊細にしてるんだなって...。」(岡根さんスマン!本当にど素人の感想で...。)

 ◉「吹奏楽団WEST」第十五回定期演奏会〜吹奏楽で世界旅行!〜プログラム

 第一部 「アルセナール」「たなばた」「主よ、人の望みの喜びよ」「ミュージカル『レ・ミゼラブル』より」

 第二部(三豊中学校吹奏楽部) 「宇宙戦艦ヤマト」「行進曲『勇気のトビラ』」「歌劇『ローエングリーン』より エルザの大聖堂への行列」「J-BEST 〜日本を勇気づける名曲たち〜」「学園天国」「ビリーブ」

 第三部 「ブラジル」「POPPO POPPO<はとポッポの世界旅行!>」「小さな世界」「マゼランの未知なる大陸への挑戦」

 アンコール 2曲(曲名までは覚えてません!)

                        以上 

 前半の第一部は、ティエンパニの音が目立つ様な曲じゃなかったけれど、第三部ではしっかりその音が伝わって来た。

 「ブラジル」では、アンサンブルの時に活躍したタンバリンも叩いてたしね....。

 岡根さん、緊張はしてたんだろうけど、途中朗らかな笑みを見せてくれた。

 演奏を楽しんでる感じが、ちゃんと伝わって来たよ!

 「かっこ良かった!」

 「総勢60名程での演奏、こりゃ〜圧巻だな〜!」とは思ったけれど...。

 「これは、自分には入れない世界だな...。」ってのも、正直な感想。

 実はボク、集団の中にいるのが大の苦手!

 今でこそ、土建屋の一員として会社員をやってるけど...。(一応やってるけど、ちゃんとやれてはいないかも?)

 元々、一匹狼(豚)タイプの、独りをこよなく愛する自由人...。(自由人って聞こえがいいけど、要は自分勝手なマイペース)

 だからこそ、それが許されるフリーのカメラマンだった訳で...。

 「こんなに周りの人と息を合わせ、繊細に音を重ね合わせて行くなんて、オレには絶対無理だな!」って思った。

 改めて、はっきりと悟った!

 人に合わせるの苦手!

 つ〜か、キライ!

 かみさんが、吹奏楽部員時代の話をしてる時、よく言ってた、

 「中々、皆の息が合わないんだけど、だからこそ、ぶつかり合いながらも合わせる努力をするし、気持ちを一つにしようとする。その結果、本当にいい演奏ができた時には、これ程の充実感、一体感はない!」

 って...。

 羨ましいけど、ボクにはない話だな...。

 「さぬきの国 紙芝居サミット」でも、個性的な演じ手をただただ一ヶ所に集めるというだけのことで、「一緒に何かをやろう!」って感じじゃない。

 例えば、「一緒に共演して、同じ作品を演じよう!」なんてことにはなり様もない...。

 皆、一匹狼タイプだろうから、お互い、それなりの距離を置きながら、相手の演り方を観察していることだろう。

 歩み寄って同化することはないけど、それなりのリスペクトは持ち合えるかな?

 でも、だからこそ、一度集まってみる意味があるのだと思う。

 ボクは呼びかけ人ではあっても、紙芝居の組織作りや、そのリーダーの座を狙ってる訳じゃない!

 「おもろいやん!『自分が一番!』と、好き勝手自由に演じてる奴らが集まって、グダグダ演ってるのも...。」

 それで十分だよ!

 ってことを考えながら、演奏会を観てたんだけど、本筋から外れ過ぎだよね?

 「申し訳ない!」

 でも、懲りずに次も呼んでください!

 吹奏楽部員たち(家族)を連れて、またお邪魔させていただきます。

 皆さまにも、宜しくお伝えください!

    よろず語り部 夢追人拝

追伸 三豊中学校吹奏楽部の一曲目、「宇宙戦艦ヤマト」では思わず唄いそうになりました。(苦笑)

   機会があれば、是非!

    よろず歌唄い 夢追人拝
  


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2014年06月01日

『劇団まる』さん、初「ぶらり紙しばい」お疲れ様でした!

 昨日、ボクの紙芝居仲間、『劇団まる』さんがうたづ臨海公園で初ゲリラ紙しばいをされた!

 今(6月1日の丑三つ時)、『まる』さんのブログのレポートを読んだところだ。(仕事の疲れと、アルコールの所為で早々と寝てた 苦笑)

ブログ「紙しばいの『劇団まる』より

http://gekidanmaru.ashita-sanuki.jp/e763810.html

 ボクのゲリラ紙芝居の名は「ぶらり紙芝居屋 夢追人」、そして、『劇団まる』さんのゲリラ紙しばいの名は....。

 「ぶらり紙しばい」!

 そう、『まる』さんは”紙しばい”なんだよね?

 今度会ったら、平仮名表記のこだわりをインタビューしてみよう。

 それにしても、『劇団まる』さんの紙しばい歴は、ブログの記事によるとなんと40年!

 大ベテランですね!

 ボクは今年で5年目です...。(まだまだ、ひよっこですね)

 それなのに驚くことに、実はゲリラ紙しばいが初めてだったということなのだ。

 「『劇団まる』さん、人生初ゲリラ紙しばいおめでとうございます!」

 イベントに呼ばれてや、施設等を慰問しての実演はもちろん、とんでもない回数を重ねられ、ず〜っとそれでやって来られたのだけど、今回、単独でゲリラ紙しばいに踏み込まれた意味は大きい!

 『まる』さん、「夢追人さんのおかげです」と書いてくださってるけど、いえいえ、とんでもない。

 ボクは、中々呼んでくれるところがないから、上演の機会を無理矢理作り出そうとして始めただけ....。(苦笑)

 でも、ゲリラ紙しばい、楽しいでしょ?

 『まる』さん、今回、銀マットを自前で購入して、万全の態勢で臨まれた様だ。(ブルーシートは元々持っている)

 ああ、『まる』さんの初舞台に立ち合えなくて、本当に残念!

 観てくれた子供たちには、既に『劇団まる』さんやボクの実演を観たことのある子たちがいたらしく、

 なかには、「また、『紙しばい』演りに来たの?」とか
「ヒゲのおじさんはいないの?」(夢追人さんのこと)
「やさいの神さま?」「同じ紙しばい? でも見たい」
などと言ってくれる 子どもたち

 もう、それだけで、うれしいですね。

(『劇団まる』さんの記事より、コピペ)

 おお、覚えられてる!

 ボクも、やはり嬉しい!

 こうやって紙芝居仲間が増えて、「ぶらりスポット」も増えて、いつでも何処かで誰かが紙芝居を演じてて、子供たちが紙芝居、そして、”他人ではあるけど、人なつっこい大人”とふれあう機会が増えればいいとボクは思う。

 だからこそ、「さぬきの国 紙芝居サミット」開催!

 しかし『まる』さん、ようけ(沢山の讃岐弁)演ったな〜?

昨日の『劇団まる』さんのお題

『やさいの神さま』
『だんご どっこいしょ』
『ぶたのたね』
『たちねぶたくん』
『さるじぞう』2回
『おおかみの大しっぱい』
『わかがえりの水』
『きっちょむさん』
『夜なき石』
『わらぶき屋根の家』
『にわとりのたまご』
マジック?
『ダイヤのトランプ』
絵本のクイズ
『くだもの なんだ』
『やさいの おなか』
『めくってごらん-ことばのかくれんぼ-』
オリジナルとんちクイズ
『これ な~に』
絵本の読み聞かせ
『どっしーん』
『おとうさんはウルトラマン』 (順不同)

 『劇団まる』さま、暑い中、本当にお疲れ様でした〜!

   よろず語り部 夢追人拝
  


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