2014年06月09日
6月8日 詫間町図書館での「子どもによる絵本・紙芝居読み聞かせ発表会」の観覧記

善通寺弘法大師御誕生会大師市での紙芝居を、午前中で終了させたのには理由がある。
それは、どうしてもこのイベントを観覧したかったから...。
「子どもによる絵本・紙芝居読み聞かせ発表会」!
今回で、5回目の開催になるらしい...。
でも、ボクがお伺いするのは初めて。
「さぬきの国 紙芝居サミット」に出演してくれる子をスカウトしたいから、というのもある。
会場である詫間町図書館二階の会議室に到着すると、審査員を務められる詫間町図書館所属の各読み聞かせ団体の代表者や、大浜小学校の教頭先生は既に席に着かれておられたが、出席者の方はまだまだ少なかった。
地元、三野町の「ももの会」の I さんも観覧に来られていた。
改めて受付でいただいたプログラムを見る。
保育園児の兄弟が一番手、その後、小学校1年生、3年生のペア二組、4年生、5年生、中1二組、中3のペア、計9組がエントリーしていた。
それで、その全てが詫間町在住の子供たち。
あれ?確かに詫間町図書館主催だけど、このイベントが始まった5年前には、既に三豊市として合併していた訳で...。
ボクは、三豊市中の子供たちが参加するイベントだと認識していたのだけど...。
「違うのか?」
図書館に入館した際、館長さんを呼んでいただいて、「さぬきの国 紙芝居サミット」のご案内を、参加している子供たちの保護者に渡したい旨、お伝えした。
しかし...。
「市の教育委員会を通じて、許可を取っていただきたい!」のご返答。
実は、この四月に館長さんが新しく変わられたらしい。
前館長さんは、ボクの中学時代の卓球部の顧問の先生!
親しくお話しさせていただいていたので、ちょっと簡単に考えていたのだけど...。
ここは市の公の施設、そう簡単には行かなかった。
「あれ〜?館長さんが替わったなんて聞いてないよ〜!」(涙)
まあ、無理を言っても仕方がないので、観覧と、ブログへの写真掲載のご許可だけはいただいた。(子供の顔はボカスお約束)
さて、発表会の始まりは13時半。
館長さんによる開式のご挨拶があり、各団体の代表者の紹介があり、早速一組目の登場!
と思ったら、3歳児と5歳児の保育園児の兄弟による読み聞かせは、何とお兄ちゃんの極度の緊張による涙により中止!
一度、控えの場所に戻ったけどリカバリーせず、父親と階下に消えた。
2番手以降を繰り上げて、発表が始まる。
小学1年生の女の子は「うみのおふろやさん」。
舞台に登場する笑顔はよかったけど、ちょっと声が小さかったかな?
3年生の男女のペアは「Brown Bear. Brown Bear,What Do You See?」の英語の絵本。
その次の3年生の女の子二人組は、「The Alphabet Song」と「Happy Birthday to You」の歌を...。(一人の女の子は、さっきの絵本にも参加)
その次の4年生の女の子は、滑舌のよい、声のよく通った優等生な感じで「うみキリン」。
あれ?この辺りで、一番手の子の内、弟君とお兄ちゃんに代わって出演したお母さんの二人で、「だからこぶたちゃん」の読み聞かせだったけ?
次に、5年生の女の子による「The Very Hungry Caterpillar」(「はらぺこあおむし」英語板)!
去年も出演していたらしく、落ち着いた読みっぷり。あおむしのぬいぐるみを使って、ジェスチャー入りでの読み聞かせ。
しかし、何だろう?この英語の読み聞かせの比率の多さ...。(9組中、3組!)
「流行ってるの?」
確かに発音はよかった!読んでるってより、覚えちゃってる感じだった。
英会話スクールなどの台頭による、その影響なのかな?
さて、ここからは中学生の出番!
でもやはり、全て詫間中学校の生徒さんたち...。
中1のメガネの彼は、去年も出いていたらしい。
「おばけやしきのひみつ」を、しっとりと読み聞かせ。
次の中1の女の子は「パパのしごとはわるものです」。(やはり、去年も?)
悪役レスラーをやっている父親に気づいてしまった、息子の葛藤を描く面白い絵本。
これ、ボクも読んでみたいな!
そして、最後、中3の女の子二人組による「さんまいのおふだ」。
あれ?実演終了、14時10分!
三十分で発表会の全ての出演者の実演終了?
「よかった〜!途中参加でいいやって、遅れて来なくって...。」
10分間の休憩(審査結果集計時間)を経て、最優秀賞の発表、講評などがあった。
結果、最優秀賞は4組。
詫間町図書館長により、賞状と記念品の授与。
その後、参加者全員に記念品の授与。
さて、ここでは誰が最優秀だったかは書かないけれど...。
ボクの中でこの日のMVPは、何といっても、お兄ちゃんがリタイヤしてしまったにも関わらず、お母さんの代役とのペアで舞台を務め上げた3歳児の彼!
彼はこぶたの鳴き声を、自分の鼻に一本の指を押し当てて「ゴッ!」という音を出す役割だったのだけど...。
「いいっ!凄くいい!」
その笑顔、その舞台度胸!
そして、お母さんの一フレーズ毎に「ゴッ!」って音が入るらしいのだけど、全て同じ感じじゃ〜なく、鳴ったり鳴らなかったり、溜めたり、笑顔で誤魔化したりたり、ランダムなのもいい!
残念ながら、最優秀賞からは漏れたけど...。(お兄ちゃんが棄権しちゃったからだろうけど...)
もし、「よろず語り部 夢追人賞」があったなら、ボクは迷わず彼を押す!
お兄ちゃんが読んで、弟君が笑顔で「ゴッ!」ってやっていたら、きっと最優秀賞は間違いなかったろう!
少なくともボクはそう思う...。
いつも思うのは、きっちり練習したアナウンサーの如き発声発音で、これみよがしに丁寧に読み聞かせられるより、何か揺らぎというか隙というか、そんなものがあった方が、ボクには魅力的に映る。
人のやることだもん、余りに計った様なのは、面白くないよ!
この3歳の彼は、観覧した全ての人のこころをきっと一番惹き付けていたはず...。
表情も一番よかった!
控えのイスから、舞台に上がり、読み聞かせ本番を経て、席に戻るまで...。
そして、参加賞を貰った時も...。
その立ち居振る舞いはとても堂々として、何よりいい笑顔だった!
おっさん、メロメロ〜。
うちのかみさんも、この写真の笑顔にメロメロ〜!
観覧してない、かみさんにも十分伝わる物があったらしいです。
まあ、残念なことに紙芝居を演じてくれる子がいなかったし、企画書も配布できなかったのだけど...。
彼を観れたから、十分満足です!
さあ、この後は三野町図書館で「読み聞かせ請負人」として待機。
しかし、玉砕...。
バタバタの日曜日が終了した。
皆さん、お疲れ様!
皆さん、ありがとう!
よろず語り部 夢追人
追伸 詫間町内に止まらず、もっと、三豊市中の子供たちに参加して貰いたいイベントです!
子供って、結構役者だから...。
もっともっと、上手い子は沢山いるし、やってみたら、思わずその楽しさに気づくこともあるよ!
スタッフの方々、告知、もっと派手にやれば〜?
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Posted by yumeoibito at 21:51│Comments(0)
│おはなし会訪問記